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45歳からの起業

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何をするかの決断

 なぜ決断できないのか? 答えは簡単です。自分の知らない世界だけに“怖い”のです。もっと言えば、もし独立をして失敗してしまうと、今みなさんがお持ちの資産・安定した生活など、いろいろ失う可能性があるからです。つまり独立したい気持ちはあっても、それによって生じるマイナスの可能性を想像すると、決断には大きなプレッシャーがかかってくるのです。わたしも、その気持ちは痛いほどわかります。誰だって失敗はイヤですし、怖いと思います。ただひとつ言えることは、事業というものは「成功するからやる」という性質のものではなく、「成功するようにやる」という性質のものであるということです。

 それでもまだ決断できないみなさんには、次のメッセージを送ります。「やってみなはれ」…この言葉は、サントリーの二代目社長・佐治敬三氏がビール製造に進出を決意する際、創始者であり父でもある鳥井信治郎氏に相談したときに返ってきた言葉です。ちなみに、サントリーはビール事業を黒字化するために40年以上の年月をようしました(いや40年以上、あきらめなかったのです)。

 みなさんが起業・独立を決断する際も同じだと思われます。思いつきはいけませんが、予想されるすべての事態を考えた上での決断であれば、後は思い切ってやるしかないと思います。もちろん再起不能になるまでネバるのはいわゆる“悪あがき”になりますが、とことんまでやってそれでもだめなら、それはそれで仕方がないと思います。余力を残した撤退(撤退もまた重要な戦略です)であれば、また違うやり方で起業することも可能になると思います。ただ言えることは、考えてばかりいても何も得られないということです。行動すれば新たな局面が開けますし、それがまた新たな突破口を示してくれる場合もあります。わたしは、もし起業に失敗して、元の会社員に戻ったとしても、全然、恥ずかしいことでも、悪いことでもないと思います。少なくとも何もせずに愚痴をこぼす人より、よっぽど勇気があると思います。

 あともうひとつ、テクニカルな面で言えば「退路を断つも、補給路を保つ」の体制を敷いて下さい。起業が成功するためには、どうしても時間がかかり持久戦になってきます。そのときに補給路(=アルバイトなど)を確保していると、持久戦に耐えられます。そして持久戦に耐えられると成功する確率がグーンとアップするからです(歴史的にみて、戦争は持久戦に耐えられる方に分があります)。

 やってみなはれ…とにかくやってみましょうよ。やらずに後悔するよりは、やって後悔する方がいいと思いませんか。その方が、自分に何かが残りますよ。